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【日本史探究対策問題】室町時代の問題

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【日本史探究対策問題】室町時代の問題です。

【対策問題】室町時代のテスト問題

【問1】次の(  )にそれぞれ適語を入れなさい。ただし、同じ語句は入りません。
(1)室町幕府にも、政所・侍所などが設けられた。将軍を補佐する (  )には細川・畠山・ 斯波氏の有力守護が交代で就任したので(  )と呼ばれた。侍所の所司には赤松・一色・京極・山名の4氏が交代で就任したので(  )と呼ばれた。

(2)幕府は(  )と呼ばれる直轄軍を編成し、将軍の護衛に当たらせるとともに、直轄領である(  )の管理をおこなわせた。

(3)幕府の地方機関としては、東国支配の (   )、九州支配の九州探題、東北支配には奥州探題と羽州探題が設置された。

(4)幕府の経済基盤は御料。所からの収入、地頭への賦課金のほか、高利貸に対して (  ) や酒屋役を課したり、交通の要所では (  )を徴収した。 また、臨時に田畑に課す (   )や家屋の棟数に応じて課す棟別銭も徴収された。

(5)1467年にはじまった (  ) は、8代将軍 (   )の後継をめぐって (    ) と日野富子との間に生まれた義尚と (   )の弟の義視が対立し、さらに畠山・斯波の両管領家の相続問題、管領の (   ) と侍所所司の (    ) による幕府の主導権争いが重なり、複雑化し、長期化した。

(6)応仁の乱で在京して戦った守護大名の領国では,在国して戦った (   ) や有力国人が 勢力をのばし、領国の実権はしだいに彼らに移っていった。下のものが上のものをし のいでいく現象がこの時代の特徴であり、これを(   )といった。

【問2】日明貿易が開始された経緯にふれながら、それが国内経済にあたえた影響を100字以内で説明しなさい。

【問3】1467~77年にかけての応仁の乱が室町幕府の政治にあたえた影響を120字以内で説明しなさい。

【解答】室町時代のテスト問題の解答・解説

【問1】
(1)管領 、三管領 、四職
(2)奉公衆 、御料所
(3)鎌倉府
(4)土倉役 、関錢、段錢
(5)応仁の乱、足利義政、細川勝元、山名持豊
(6)守護代 、下剋上

【問2】明からの倭寇鎮圧の要求に応じて足利義満は使者を派遣し、勘合貿易が開始された。輸入された生糸などの唐物は珍重されてばく大な利益を生み、永楽通宝などの銅銭も大 量にもたらされて貨幣流通がいっそう浸透した。

このあたりの15世紀後半から貿易の実権を握った勢力をまとめ、寧波の乱から日明貿易の終了までの経緯を確認しましょう。あわせて、琉球王国が東アジアの交易で果たした役割を確認すると完璧です。

【問3】将軍家と管領家に内紛がおこり、京都での戦乱の最中に守護代や有力国人に実権を奪われて守護大名の領国支配が揺らぎはじめるとこれらに支えられていた幕府権力は弱体化した。文化の担い手である公家たちも地方へくだるなど、多方面で幕府は統制力を失った。

細川氏と山名氏が室町幕府でつとめていた役職や将軍足利義教と鎌倉府との抗争の経過を復習しましょう。
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