2021年度共通テストの世界史B対策 出題予想と難易度についてまとめています。昨年度までのセンター試験を柱として予想しています。
世界史B対策
例年大問4題構成となっています。出題テーマは、まんべんなく出題され、政治、経済は特に重要です。特定した国や地域というおり、幅広く日本との関係を中心としたものの出題が多いのも特徴です。
- 大問1 古代
- 大問2 中世
- 大問3 近世・近代
- 大問4 現代
以上が、大まかな枠組みとなています。
大問1古代の対策・出題予想
特定の地域というよりは、周辺の国や地域の関係や結びつきと絡めて出題されることが多いです。特に、宗教や思想、学問、政治の動きの出題が予想されます。対策としては、「いつ・どこで・だれが・なにを・その後」と5つをセットで関連付けて整理して学習していきましょう。
- 古代文明
- 古代政治
- ヨーロッパ・アジアの貿易・文化
- 古代日本
大問2中世の対策・出題予想
アジアを中心として、アフリカ、ヨーロッパでの出題が目立ちます。東アジア、中央アジア、東南アジアの学習では、日本との関わりにも注意が必要です。テーマにおいては、文化については、写真や史料なども確実におさえておきましょう。文学、美術、建築、学問など幅広く学習しておく必要があります。
- 貿易
- 日本との交流
- アジアの政治・経済
- 政治のしくみ
大問3近世・近代の対策・出題予想
都市や民族の移動など、地図を使った出題が目立ちます。どのように、政治体制が変わり、勢力を伸ばしたかなど把握しておきましょう。大問2のように、文化については、写真や史料などまでおさえておく必要があります。
- 政治体制
- 社会・民族運動
- 貿易
大問4現代の対策・出題予想
戦争・紛争、貿易、地球規模の課題(環境問題・難民問題など)・政治など時事に絡んだ問題が目立ちます。20世紀から現代まで、各種の統計グラフなどに注意しながら教科書、資料集を中心に学習していきましょう。重要な出来事をまずは覚え、それから関連付けて周辺知識を身についていけばいいでしょう。
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