大学入試面接「志望動機・志望理由の答え方」についてまとめています。大学入試の面接で「志望動機」は最も重要な質問のひとつです。しかし、「どのように答えれば評価されるのか分からない…」「他の受験生と差をつけるにはどうすればいいの?」と悩む人も多いのではないでしょうか?面接官は、単に志望理由を聞きたいのではなく、あなたの熱意や大学との相性を知りたいと考えています。この記事では、志望動機の答え方のコツや例文、評価されるポイントを徹底解説します!しっかり準備をして、自信を持って面接に臨みましょう。
なぜ面接で志望動機が重視されるのか
面接官が志望動機を確認するのは、次のような理由があります。
- 志望度の高さを測るため→ 本気でその大学で学びたいのか、受け身ではないかを見極める。
- 学びたい分野と大学の特徴が合致しているかを確認するため→ 学部・学科の教育内容を理解しているか、相性があるかを判断する。
- 将来像やキャリアの明確さをチェックするため→ 入学後の学びが本人の目標と結びついているかを知りたい。
つまり、志望動機は「この大学で学ぶ必然性」を示すための最重要項目です。
評価される志望動機のポイント
具体性がある

「心理学に興味がある」だけでは不十分。
「高校時代に後輩の相談にのった経験から心理学を体系的に学びたい」といったエピソードを交える。
大学の施設やカリキュラムに触れられると説得力が増す。
一貫性がある

「高校時代の経験 → 学びたいこと → 将来の目標」という流れが自然であること。
途中で話が飛んでしまうと信頼性が下がる。
大学とのマッチ度を示せる

「どこでもいい」印象を与えるのはNG。
「この大学だからこそ学びたい理由」を語ることが大切。
志望動機を答える基本の構成
志望動機は「過去・現在・未来」の流れで整理すると分かりやすく伝えられます。
- 過去:高校での経験や興味の原点
- 現在:その経験から学びたいと考えている内容
- 未来:大学で学んだことをどう活かしたいか(将来像)
この構成を意識すると、ストーリー性のある答えになり、面接官に印象を残すことができます。
志望動機・志望理由の答え方
大学入試の面接では、入試形式に関わらず必ずと言っていいほど、「志望動機」「志望理由」は聞かれます。志望理由については、志望理由書を提出しているので、同じことを言っていいのか、戸惑う受験生もいるようですが、同じことを言っていいのです。その際気をつけたいことがあります。
「志望理由書」を丸暗記してそのまま言わないということです。ポイントは、キーセンテンスだけを覚えておいて、あとはアドリブといいますか、自分の思いのたけをぶつけるというのが望ましいです。暗記してしまうとどうしても、それを思い出そうとしてしまい、言葉に力がなくなり、覇気がないと感じとられるかもしれません。つまり、言霊がないということです。
内容としては、「志望理由→きっかけ→学びたいこと(志望学部・志望学科について)→ビジョン」という流れで述べるのが一般的です。
志望理由を答えるコツ
- ゆっくり述べる
- ハキハキ述べる
- アドミッションポリシーに合致していうことを添える
- 未来の展望(大学での学び、将来のビジョン)などに結び付け、明るく締める
以上の4点を外さなければ、堂々とした「志望理由」を述べられることになります。
特に、志望学部・志望学科については、より具体的に何に興味があり、何を学びたいかを述べるようにしましょう。
大学パンフレット・入試要項を熟読する
具体的に、志望学部・志望学部について述べていくわけですが、ここで具体的とは、何を指すかというと、「具体的なゼミ」「具体的な授業」「具体的なカリキュラム」「具体的な設備・施設」「具体的な制度」などを組み合わせて、なぜこの大学なのか、なぜこの志望学部なのかという理由に説得力を上乗せしていきます。
事例を示す
もし志望する大学や学部に、先輩や親族、知り合いが在籍、卒業されている人がいるのであれば、その事例を示してもいいでしょう。いい大学と聞いた、ぜひと勧められたなどです。そうでなくとも、教授の書籍を読んで感動した、メディアを通じて諸先輩の方を知ったなどの事例でも構いません。
このように事例を示すことで、普段から志望大学志望学部が身近にありアンテナを張っていたということをアピールできます。
志望理由の回答例
自分自身の経験や目標に基づいて以下の記述している視点をいくつか組み合わせて、具体的な内容を加えることで、より自己表現ができるでしょう。また、誠実さや具体性を重視し、自身の熱意や将来のビジョンを伝えることが重要です。
文系学部(例:心理学部)
「私は高校時代、部活動で後輩の相談にのる中で、人の気持ちを理解し支えることの難しさを実感しました。そこから心理学を学びたいと考えるようになりました。貴学では心理学の基礎から臨床まで幅広く学べるだけでなく、実習や地域連携のプログラムが充実している点に魅力を感じています。将来は公認心理師として、子どもたちの心のケアに貢献したいです。」
理系学部(例:工学部)
「私は高校の理科の授業でロボット製作を経験し、エネルギー効率を高める仕組みに関心を持ちました。再生可能エネルギーの開発に携わりたいと考えています。貴学工学部は基礎研究から社会実装まで一貫して取り組んでおり、自分の興味に合致していると感じました。将来は技術者として、持続可能な社会の実現に貢献したいです。」
医療・看護系
「私は中学生のときに大きな怪我で入院した際、看護師の方々が治療だけでなく精神面でも支えてくださり、大きな安心を得ました。その体験から、身体と心の両面で患者を支える看護師を志すようになりました。貴学のカリキュラムは地域医療やチーム医療に力を入れており、私の理想に近い学びができると考えています。将来は地域に根ざした看護師として患者とその家族を支えていきたいです。」
学問への興味や関心から
「私は常に科学や技術に興味を持っており、特に貴学の工学部の研究内容に関心を抱いています。私の目標は、これらの分野での研究を通じて社会に貢献することです。」
大学の教育方針やカリキュラムから
「貴学はその独自の教育方針やカリキュラムが評価されており、私の目標に合致しています。私はその探究的なアプローチや実践的な学びに魅力を感じ、自己成長の機会として捉えています。」
大学施設へのアクセスから
「貴学は産業団地や研究施設に近く、業界との連携や実地経験を積むチャンスが多いです。私は将来的にそのような環境で実務経験を積むことが目標であり、貴学の施設・環境が私のキャリア目標に合致しています。」
大学の方針から
「貴学は多様性と包括性を重視し、社会への貢献を大切にしています。私もその価値観に共感し、学びながら他者と協力して社会的な課題に取り組んでいきたいと考えています。」
先輩や教員の活躍や研究内容への関心から
「貴学には素晴らしい先輩方や優れた教員が多く、その成果や研究内容に触れることができることに魅力を感じています。私も彼らのような成果を目指し、学びを深めていきたいと考えています。」
面接での志望動機の答え方の注意点
暗記した文章を丸暗記で話さない
- 原稿を一言一句覚えてしまうと、機械的で不自然な話し方になってしまいます。
- 「要点をメモで押さえ、自然な言葉で話す」ことが大切です。
抽象的な表現だけで終わらせない
- 「人の役に立ちたい」「社会に貢献したい」といった抽象的な言葉は、誰でも言えるため説得力に欠けます。
- 必ず「なぜそう思うのか」という体験や具体例を加えて話しましょう。
大学の特徴に触れることを忘れない
- 志望動機が「学びたい分野の一般的な説明」で終わってしまうと、「どの大学でも通用する答え」となってしまいます。
- カリキュラム、研究室、教授陣、施設、教育方針などその大学ならではの理由を加えることが重要です。
過去・現在・未来の流れを意識する
高校時代の経験(過去) → 学びたいこと(現在) → 将来像(未来)という流れを意識すると、話が整理されて伝わりやすくなります。
態度や話し方も評価対象
- 志望動機の内容が良くても、下を向いて小声で話しては印象が下がります。
- 面接官の目を見て、落ち着いた声で話すこと、表情や姿勢を整えることも評価に直結します。
時間配分を意識する
- 長すぎると要点がぼやけ、短すぎると熱意が伝わりません。
- 1分〜1分半程度に収めるのが目安です。
よくあるNG志望動機
「親に勧められたから」
「偏差値的にちょうどいいから」
「どこの大学でもいいが有名だから」
これらは本人の主体性や大学への理解が伝わらず、マイナス評価につながります。
まとめ|志望動機は「経験」「大学とのつながり」「将来像」で差がつく
大学入試の面接で志望動機を問われるのは、志望度・大学との適性・将来像を確認するためです。
評価される志望動機は、
- 過去(経験)→現在(学びたいこと)→未来(将来像) の流れを意識する
- 大学独自の強みや特徴に触れる
- 自分の言葉で具体的に語る
この3点を押さえることで、面接官に「この学生は本気でうちの大学を志望している」と伝わり、合格に大きく近づくことができます。
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