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【高校生物基礎】顕微鏡の発明と細胞の発見

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【高校生物基礎】顕微鏡の発明と細胞の発見についてまとめています。

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顕微鏡の発明

細胞説の歴史
オランダのヤンセン父子が虫めがねを組み合わせて、はじめて顕微鏡らしきものをつくった。そのため、いままで見ることができなかった微小なものが見えるようになり、当時の人々は、自分で工夫していろいろな顕微鏡をつくり、小さいものをみつけることに熱中した。1590年ころです。日本では豊臣秀吉が天下を統一し、ヨーロッパでは無敵艦隊が全滅してスペインが衰え始めたころである。

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細胞の発見

顕微鏡の発明からおおよそ75年後の1665年。イギリスの物理学者フックは、自作の顕微鏡でコルクの切片を観察し、それがハチの巣のように多数の小箱からできていることを発見して、その小箱に細胞と名づけた。当時の顕微鏡の解像力がそれほどよくなかった。

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細胞についての研究

  • レーウェンフック…フックは、死んで中身のない細胞の壁だけを見たわけであるが、同じころ、オランダのレーウェンフックは原生動物や細菌など多数の微生物の観察を行った。
  • ブラウン…その後、イギリスのブラウンは、ランの葉の表皮を観察して、どの細胞にも球形で不透明な部分があることを発見して、これを核とよんだ(1831年)。

細胞説

ブラウンが核を発見したころから、細胞の中身に目が向けられるようになった。

  • シュライデン…1838年、ドイツの植物学者シュライデンは、「生物体をつくっている基本単位は細胞であり、細胞は独立の生命を営む微小生物である」と唱えた。
  • シュワン…1839年には、同じドイツの動物学者シュワンが、「動物体の生きるはたらきは、細胞を単位として行われている」と唱えた。

両者により、細胞は生物体の構造と機能の基本単位であるとする細胞説が生み出された。

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