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【高校生物基礎】タンパク質の立体構造

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【高校生物基礎】タンパク質の構造とはたらきについてまとめています。

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タンパク質

タンパク質は、アミノ酸がペプチド結合で鎖状につながった高分子です。

アミノ酸

アミノ酸は、炭素原子(C)にアミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)が結合した分子です。R(側鎖)の部分の違いで異なるアミノ酸にな り、タンパク質を構成するアミノ酸は20種類。例の1つとして、Rが水素(H)の場合はグリシン

ペプチド結合

ペプチド結合は、隣り合うアミノ酸での、アミノ基とカルボキシル基間の脱水結合。多数のアミノ酸がつながったものをポリペプチドという。

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タンパク質の分子構造

  • 一次構造…アミノ酸配列(アミノ酸の並び順)。
  • 二次構造…ポリペプチド鎖がつくる立体構造。βシート(ジグザグ構造)とαらせん(らせん構造)。
  • 三次構造…二次構造を含んだポリペプチド鎖全体の立体構造。
  • 四次構造…複数のポリペプチド鎖が組み合わさってタンパク質がつくられるときの組み合わせ構造。

タンパク質の特徴

熱や酸・アルカリによって分子の立体構造が変化(変性)すると、そのはたらきを失う(失活)。

タンパク質のはたらき

  1. 酵素
  2. 物質輸送
  3. 情報伝達と受容体
  4. 筋収縮
  5. 生体防御(免疫グロブリン)

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