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【高校漢文】返り点のルールまとめ

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【高校漢文】漢文の読み方のルール「返り点」のまとめです。漢文を正しく読むためには、「返り点」のルールを理解することが重要です。しかし、「どこから読めばいいの?」「レ点と一二点の違いが分からない…」と悩む人も多いのではないでしょうか? 返り点の仕組みを押さえることで、漢文の語順や意味を正しく捉え、スムーズに読めるようになります。

本記事では、返り点の種類・使い方・読解のコツを分かりやすく解説し、入試や定期テストに役立つポイントをまとめました。漢文の読解力をアップさせましょう!

漢文の読み方についてですが、英語と同じように、日本語とは語順が異なります。英語と同様に、漢文の基本も、「主語+動詞」の語順が基本です。ここは、おさえておきましょう。また、漢文を日本語として読むには、「その他(目的語など)」を動詞より先に読む必要があり、そのためにレ点など「返り点」が用意されています。
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漢文の読み方のルール「返り点」

漢文「返り点」の図解

【1】レ点 下から返して読む
(例)読(レ)書  → 書を読む

【2】一・二点 →(一)から(二)へ戻る
(例)読(二)小 説(一)  → 小説を読む

【3】上・下点 一・二点を挟んで(上)から(下)に戻る。
(例)有(下) 読(二) 小 説(一) 者(上) → 小説を読む者有り

【4】二字熟語の返り点
熟語を一語として扱い、熟語の間にハイフンを入れて、そのハイフンのところに返り点。
(例)二(二)❘分 国(一)  → 国を二分す

返り点の練習問題

次の漢文に返り点を付けなさい。
1. 孔子曰。学而時習之、不亦説乎。
(書き下し文)子曰く、「学びて時に之を習ふ、亦(また)説(よろこ)ばしからずや。」

【解答】
1. 孔子曰。学而時学習(レ)之、不(二)亦習説(一)乎。

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