高校生が覚えておくべきことわざ一覧(大学入試対応)についてまとめています。ことわざは、人生に役立つ教訓や戒め、生活の知恵を示した言葉のことです。それでは、大学受験・現代文「ことわざ」これだけは覚える!です。
ことわざ一覧(覚えておきたい入試によく出る)
ことわざ | 意味 | |
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1 | 悪銭身に付かず | 不当に得た金は浪費してしまって、結局は残らないものだということ。 |
2 | 後は野となれ山となれ | あとのことはどうなってもかまわないということ。 |
3 | 虻蜂(あぶはち)取らず | あれもこれもと欲張ると、何も得られないということ。 |
4 | 雨降って地固まる | 問題を乗り越え、以前より落ち着くこと。 |
5 | 案ずるより産むが易し | 心配していたより、実際に行うほうがたや すいということ。 |
6 | 生き馬の目を抜く | 素早く動いて人より先に利益をあげること。 |
7 | 石の上にも三年 | 我慢してやれば、必ず成功するということ。 |
8 | 石橋を叩いて渡る | 心の上に用心すること。 |
9 | 医者の不養生 | 口では立派なことを言って、自分では実践しないこと。 |
10 | 急がば回れ | 急ぐときほど慎重に行動したほうがよいということ。 |
11 | 一寸の虫にも五分の魂 | 弱いものにもそれなりに意地はある。 |
12 | 犬も歩けば棒に当たる | 何かをしようとすると、思わぬ災難に遭う。 |
13 | 命あっての物種 | 命が何より大切であること。 |
14 | 井の中の蛙大海を知らず | 狭い世界しか知らないのに、その中でいばっていること。 |
15 | 言わぬが花 | 言わないほうが差しさわりがないこと。 |
16 | 魚心あれば水心 | 相手の態度に応じて接すること。 |
17 | 雨後(うご)の竹の子 | たくさんのものが次々と出てくる様子。 |
18 | 嘘も方便 | 嘘も時には一つの方法として使ってもよいということ。 |
19 | 馬の耳に念仏 | いくら言ってもききめがないこと。 |
20 | 江戸の敵を長崎で討つ | 意外なところで昔の恨みを晴らすということ。 |
21 | 絵に描いた餅 | 役に立たないこと。 |
22 | 鬼に金棒 | だれもかなわないほど強くなった様子。 |
23 | 鬼の目にも涙 | 怖い人でも時には優しさを見せるというこ と。 |
24 | 帯に短し襷(たすき)に長し | 中途半端で役に立たないこと。 |
25 | 飼い犬に手を噛まれる | 世話をしたものから害を受けること。 |
26 | 河童の川流れ | 達人でも時には失敗するということ。 |
27 | 果報は寝て待て | 幸運はあせらず静かに待つのがよいということ。 |
28 | 枯れ木も山のにぎわい | つまらないものでもないよりはましだということ。 |
29 | 可愛い子には旅をさせよ | 愛する子には苦労をさせて世間を教えるのがよいということ。 |
30 | 清水の舞台から飛び降りる | 思いきって物事をすること。 |
31 | 口は禍の門 | 不注意な一言が渦を招くこと。 |
32 | 口も八丁手も八丁 | 話すこともすることも、非常に達者なこと。 |
33 | 君子危うきに近寄らず | 立派な人は危険を冒したりしないこと。 |
34 | 光陰矢の如し | 月日は早く過ぎ去っていくということ。 |
35 | 後悔先に立たず | あとで悔やんでも役に立たないこと。 |
36 | 口角泡を飛ばす | 激しく議論をする様子。 |
37 | 弘法にも筆の誤り | 名人も時には失敗するということ。 |
38 | 転ばぬ先の杖 | 前もって用心すること。 |
39 | 猿も木から落ちる。 | 達人でも時には失敗するということ。 |
40 | 釈迦に説法 | 説く必要がないこと。 |
41 | 蛇の道は蛇 | 同類の者には、同類のすることはすぐにわかるということ。 |
42 | 朱に交われば赤くなる | 付き合う友達によって、良くも悪くもなるということ。 |
43 | 立つ鳥跡を濁さず | 去ったあとのことを考え、後始末をしっかりすること。 |
44 | 立て板に水 | よどみなくすらすらと話すこと。 |
45 | 無くて七癖 | 人には多かれ少なかれ癖があること。 |
46 | 情けは人の為ならず | 人に情けをかければ、やがて自分に良い報いが返ってくること。 |
47 | 憎まれっ子世にはばかる | 憎まれるような人が、かえって世間で きかすということ。 |
48 | 猫に小判 | 値打ちのあるものも、価値がわからない人 には役に立たないこと。 |
49 | 寝耳に水 | 急なことにびっくりすること。 |
50 | 能ある鷹は爪を隠す | 実力のある者はそれを表に出さないということ。 |
51 | 暖簾(のれん)に腕押し | 少しも手ごたえがないこと。 |
52 | 花より団子 | 名前や外見よりも、実際の利益のほうがよいこと。 |
53 | 早起きは三文の得 | 早起きをすることはいいことだということ。 |
54 | 人の噂も七十五日 | 世間の噂もやがて忘れられるということ。 |
55 | 火の無い所に煙は立たぬ | 噂話にはそれなりの原因があるということ。 |
56 | 下手の横(物)好き | あることが上手ではないが好きなこと。 |
57 | 仏造って魂入れず | 苦労して物事をしたのに、肝心なことを欠いていること。 |
58 | 仏の顔も三度 | 温和な人でも度重なる無礼には怒るということ。 |
59 | 蒔かぬ種は生えぬ | 努力をしなければ、よい結果は生まれないということ。 |
60 | 負けるが勝ち | 時にはあえて負けたほうが、結果的には有 利になるということ。 |
61 | 待てば海路(甘露)の日和あり | じっと待てば幸運もやって来るということ。 |
62 | 身から出た錆 | 自分の行いから災いを受けること。 |
63 | 三つ子の魂百まで | 子ども時代の性質は、年を取っても変わらないこと。 |
64 | 無用の長物 | あってもかえってじゃまになるもの。 |
65 | 目は口ほどに物をいう | 目は、口で話すのと同じぐらい、気持ちを相手に伝えることができること。 |
66 | 焼け石に水 | 効き目がないこと。 |
67 | 藪から棒 | 唐突なこと。 |
68 | 弱り目に崇り目 | 不幸が重なること。 |
69 | 論語読みの論認知らず | 本の内容を表面的に理解しているだけで、 実行できないこと。 |
70 | 論より証拠 | 理屈を並べるより、実物を見せればすぐわかること。 |
71 | 渡る世間に鬼はない | どこにでも親切な人はいるものだということ。 |
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