大学入試面接対策|好印象を与える受け答え・姿勢・目線についてまとめています。
好印象を与える受け答え
目線
相手をしっかりと見て話す。緊張していても、面接官が怖い顔をしていても、意識して面接官の目を見るように心がける。面接官が複数のときは、基本的には質問を投げた人に目を合わせて話をすればよいが、ときどきは他の面接官にも視線を移し、話をするようにする。受験生が複数の場合には、自分以外の受験生と面接官のやりとりのときに、うつむいたりせず、話をしている人に視線を向けるようにする。
姿勢
姿勢がよいほうが、真面目さや明るさが伝わりやすい。背筋をすっと伸ばす。頭の先からピンと張った糸が伸びているイメージを思い描 くとよいだろう。
話し方
話す前に面接官の質問をよく聞き、質問意図を正確に理解する。「はい」「いいえ」ははっきり言う。語尾も「~です」「~しています」まではっきりと言う。「え~と~」「あの~」などの言いよどみは多用しないように注意する。若者言葉の使用、くどい敬語、尊敬語と謙譲語の混同に気をつける。緊張すると早口になりがち。意識してゆっくりと大きな声で丁寧に話す。
身だしなみについて
清潔感を保つこと
あくまでも高校生らしい清潔さが大切。髪や爪を整える。ひげを剃る。 肩に落ちたフケを取る。といったささいなことにも気をつけると、与える印象が大きく変わります。茶髪に染める。 化粧をする。眉を剃る。などといったことは、言語道断です。
制服を正しく着ること
高校に指定の制服がある場合は、それを着用して臨むこと。その時、校則に従った制服の着方をしましょう。大学側は、校則をはじめ与えられたルールをしっかり守れる受験生を高く評価します。また、制服やワイシャツにアイロンをかけるなどして、制服をていねいに着ていることも大切です。高校で制服が決められていない時や浪人生は、派手な色や形でない「らしさ」が感じられるものを選びましょう。
気を配る
靴を磨いておく。爪先の汚れを取り除いておく。靴下もずれたはき方をしないなど、細かいことにも気を配りましょう。面接官はそういった細かいところまで目を光らせています。細かいところまで注意が行き届いていると、「この受験生はつねに身だしなみには気をつけているな」と高い評価が得られます。
面接をする理由
ただ、学力審査をやらないAO・推薦入試は合否の線引きが難しい。だから大学は、“困ったチャン”をうっかり合格させてしまう おそれもある。 “困ったチャン”とは、学習意欲もまるでなく、社会常識や日常 の生活習慣も身についていない、もちろん学力的にも相当に問題の ある、本来大学に来るべきではない学生のことだ。しらけた顔をして授業の雰囲気をぶち壊す。おしゃべりをして周りの学生のじゃまをする。ただぼーっとしている。授業に出ない。 大学に来ない。留年する。退学する。留年者や退学者が身近にいると、他の学生も動揺する。やがて学 ぶ環境は荒れて、学生全体の質も大学の評価も落ちていく。このようにして教育現場が崩れていくのを大学は最も恐れている。そういうことからも面接が行わる。
面接のねらい
AO入試推薦入試も、面接を実施するねらいは、ペーパーテストでは推し量れない受験生の資質を見抜くことにある。百聞は一見 にしかず。会うことで、その大学、学部、学科にマッチした学生を 見つけられる。時には、学科、学部、大学を盛り立ててくれそうな学生にめぐり合うこともある。そんな良縁を求めるために、大学は AO・推薦入試で面接を実施する。
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