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【高校生物基礎】細胞膜の構造

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【高校生物】細胞膜の構造についてまとめています。細胞膜は、リン脂質とタンパク質からなる厚さ5~10nmのうすい膜となっています。はたらきとしては、細胞内外の物質の出入りを調節すること、細胞外からのホルモンなどの情報を受容することが主なはたらきです。細胞膜の構造についてみていきます。

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細胞膜の構造

細胞膜の構造
細胞膜は、基本的には半透膜であり、選択的透過性をもっています。溶質によっては通りやすいものがあります。この性質が選択的透過性溶質が濃度勾配にしたがって、濃度が高い側から低い側へ膜を通ることを受動輸送といいます。逆に、エネルギーを消費して、濃度勾配に逆らって膜を通ることを能動輸送といいます。

細胞内の浸透圧

水の移動を浸透、スクロース溶液が水を移動させるために使った力を浸透圧といい、浸透圧は溶液の濃度に比例します。動物細胞を高張液中に入れます。外液の浸透圧の方が大きいので、細胞外に水が浸透します。しだいに細胞内の浸透圧が大きくなっていき、外液の浸透圧と等しくなると細胞の大きさが変わらなくなります。

次に低張液中に入れると、逆に細胞内に水が浸透します。高張液のときと同様に、細胞内の浸透圧と外液の浸透圧が等しくなると止まります。しかし、外液の浸透圧がとても低い (蒸留水など)場合は細胞が破裂してしまうことがあります。

溶血

赤血球が吸水により破裂してしまうことを、特に溶血といいます。また、ヒトの赤血球は0.9%食塩水(=生理食塩水)と等張(浸透圧が等しいってこと)です。

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