大学受験・小論文テーマ「少子化の問題」医学部・福祉系についてまとめています。
少子化の背景
出生率は低下し、平均寿命はのびている。 一人の女性が一生のうちに産む子どもの平均人数を出生率(合計特殊出生率)というが、その割合は年々低下している。
<背景>
- 結婚年齢が高くなってきたこと
- 働く女性が増えて子育てと仕事の両立がむずかしいこと
などがあげられる。 - 医療の進歩や食生活の充実などで平均寿命はのび、日本は世界でも有数の長寿社会となっている。
少子化の問題点
日本の加速する少子化の問題点です。2005年の合計特殊出生率(=出生率の指標)は1.26, その後2013年には1.21にまで低下すると推測されている。急ピッチに進む少子化を,国民が望んでいるのであれば問題はない。大半の女性は職場・社会・育児環境の不備が 原因で,子供を持てずにいる。「産みたいのに産めない| という状況であることに問題がある。
具体的な問題点は、
- 女性の社会進出が進んでいるにもかかわらず, 育児休暇・勤務時間の緩和など、職場での支援が得られにくい。
- 保育所などの子育て支援体制が十分でないため、仕事との両立が困難
- 核家族化, 夫の転勤で共に子供を見てくれる人が近所にいないため,育児の心理的・身体的負担が大きい。
2003年,国は「少子化社会対策基本法」を制定。2009 年に「少子化対策に関する特別世論調査」を実施、今後の 対策の参考としている。
少子化対策
安心して子供を産み、育て、子育て中の家事支援もある社会的環境を流す、早急に整えることである。いないにかかわらず、様々なニーズに合わせた 例えば、母親が働いている・いないにかかわらず、様々なニーズに合わせた保育システム(乳児保育・長時間保育・産休明け保育・夜間保育、障害児の統合保育・一時保育・病予後保育・休日保育など)を整備すること。また、企業の育児支援システムを義務付け,違反した際の罰則なども決め、仕事の両立・男性の育児参加が社会全体に確実に普及するようになどが挙げられます。
以上が、大学受験・小論文テーマ「少子化の問題」医学部・福祉系です。
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