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【大学入試小論文】被選挙権引き下げの議論についての解答例

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【大学入試小論文】被選挙権引き下げの議論についての解答例です。

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被選挙権引き下げの議論についての解答例

私は、筆者の意見に賛成で被選挙権年齢を引き下げることが必要だと考える。なぜなら、若い政治家は、私たち若者と同じ立場で考え、より時代にあった政治を作り上げることが可能だからだ。たとえば、年金支給問題について考える際、高齢政治家がそれについて言及しても、若者とは年代層が異なり、考え方や捉え方が違うため意見の相違がある。高齢政治家らは、これから年金を支給される立場となり、若者は少子高齢化が進む中でこれまでとは比べようがない負担を抱えながら支給する立場となる。

このように立場が異なるため、高齢政治家が年金問題に対して言及しても若者の心には届かないため現在関心のない若者が多いと考える。被選挙権の引き下げにより、若い政治家が出てくることで高齢層より若年層の支持率が増える。若者からの視点が政治に反映しているため多くの若年層が政治を身近なものと感じ、関心を抱くからだ。

しかし、それだけでは、若者の中心の政治とはならない。それは、少子高齢化により、若者の有権者は絶対数が少ないことが大きく影響している。よって私は、投票年齢を18歳から60歳までと制限することが必要だと考える。高齢者の有権者数を減らすことでより若者の意見を政治に反映しやすくなる。確かに、高齢者の意見も大切だが、これからの社会を担っていくのは、若者の世代だ。時代にあった政治を行うことで日本のさらなる発展にも繋がると考える。

私は、被選挙権年齢の引き下げかつ投票権年齢制限を行うことで若者の投票率の向上や彼らの意思を政治に反映しやすくなると考える。これからの日本社会を若者たちの意思を政治に反映し作り上げることで、新たな社会形成が可能となる。

被選挙権引き下げの講評(抜粋)

論文全体にわたり、被選挙権年齢の引き下げについての主張が明確に述べられています。若者の視点を政治に反映させるためには、若い政治家が必要であり、特に年金支給問題などの重要な課題において、異なる立場からのアプローチが求められると論じています。

一方で、今回の論文では、賛成と表明しているだけで、筆者の意見を参考にしていませんね。筆者のどういった点において賛成なのか、筆者の意見を取り入れればそれでよかったと思います。

<さらに高みを目指して>
投票年齢を18歳から60歳まで制限する提案には、議論の余地があるかもしれません。高齢者の意見も重要であると同時に、選挙権の制限が個々の権利に対する公平性に影響を与えかねない点が考慮されるべきです。

<反論・反駁の例文>
一方で、投票年齢を18歳から60歳までと制限する提案には、個々の権利に対する公平性に懸念が生じるという意見もあるだろう。たしかに選挙権の制約は、あらゆる年齢層が自らの意志を政治に反映させる機会を制約する可能性がある。高齢者もまた社会の一員であり、彼らの経験や知識も重要な政治的要素であると考えるべきだ。したがって、権利平等を確保するために、年齢に基づく制限がもたらす影響に慎重に対処する必要がある。この点を無視することは、社会の多様性を欠如させ、公正な政治参加を妨げかねないから。

被選挙権引き下げの新たな視点

議員世代定数制
年代ごとに議員(政治家)の定数を決めてあげることで、世代格差は解消される。必然的に、若い政治家が生まれるということ。
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