大学入試医学部小論文テーマ「医療問題について」解答例

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大学入試医学部小論文テーマ「医療問題について」解答例です。

医療問題について

表1と表2から、日本の医療水準と、今後取り組むべき課題について、あなたの考えを 600 字以内で述べなさい。

私は、表1と表2から日本では医療の技術が進んでいると思った。なぜなら、65歳以上の人口の割合は25.1%と一番高いかつ乳児死亡率が低いからだ。しかし、医療技術の進歩とともに平均寿命が伸び、日本が抱えている高齢化社会に影響を与えているという問題がある。

また、日本の医療提供体制は世界に比べるとMRIやCTスキャナーなどの医療精密機器の所持台数が一番多いが、GDPを見ると他の国とほとんど変わらない。日本は医師や看護職員数に比べてMRIなどの医療精密機器が多いので日本の医療提供体制は偏っている。私は、そのような機械を導入するより、医師や看護職員数を増やすことが重要だと考える。実際に医療精密機器より医師や看護職員数が多い方がGDPの比率が高い傾向になっている。また、医師を増やすことでより多くの患者が救えるようになると思う。

私は、機械を導入するだけではなく、より多くの医師を増やすことによって今2.1%の乳児死亡率を減らすことができるようになり、若年層を増やすことができると考える。少子高齢化社会に直面している今、女性の社会進出などにより出生率がますます減ってきている。だからこそ少子高齢化を防ぐために医療の面でできることは乳児死亡率を減らすことだ。私は、医療の進歩によって乳児を助けることが可能になり、また日本の少子高齢化問題に少しでも貢献できると考える。

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添削

×GDPを見ると → 医療支出にかけるGDP比率は
×今 → 現在
×だからこそ → だから 「こそ」は論理の飛躍とみなされます。

事実誤認1

乳児死亡率を減らしても、少子高齢化の抜本的な解決になりません。事実、この表からは、アメリカの例のように、乳児死亡率が6%に関わらず少子高齢化となっていません。さらに、発展途上国は、乳児死亡率は高水準に関わらず、人口は爆発的に増えています。そのあたりの現状を踏まえた考察が必要です。

事実誤認2

なぜ精密医療機器の割合が高いか考えてみましょう。医師のなりて、とりわけ小児科は人気がありません。儲からないということ、子医療事故などによる訴訟が多いからです。問題は、医師の数でなく、制度でしょう。

医師の数は、去年の医師数が最多更新 31万9000人(2017年)です。医師の数は増えているのです。

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