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【大学入試小論文対策】環境問題のポイント

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大学入試・小論文出題ネタ|環境問題のポイントについてまとめています。

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環境問題のポイント

「環境問題」は、小論文のおきまりの問題。人文系、社会系はもちろん、理系・家政系でも頻出されます。「環境を大事に」というだけでは論として弱いです。しっかりとた知識と視点を身につけておく必要があります。

環境破壊現在

現在、あちこちで自然環境破壊が行われている。発達させる必要のないもの、人間の役に立たないものまでが経済的な競争などから生まれてくる。そして、資源が無駄にされ、危険な廃棄物やゴミが増えていく。

要するに、経済中心の考え方が環境破壊をもたらしている。また、科学技術が飛躍的に発達して、人間の手に負えなくなっている面もある。

だが、現在、環境破壊を行っているのは先進国ばかりではない。先進国にも責任があるが、開発途上国の破壊も否定できない。

途上国では、人口が増えている。増えた人口をまかなうためには、畑をふやさなければならない。そうやって、森を切り開いて、畑にする。人口をまかなって、人々を飢えから救うために、工場を作って、工業を発達させようとする。先進国のように、十分に環境破壊をしないような設備を行う経済的余裕がない。

こうして、インドやアフリカの各地、ブラジルなどの国々で土地の開墾のために、森林が破壊されて、砂漠化し、同時に、工業化が進んで、汚染が広がっている。

地球環境の問題

危機的な地球環境の地球環境問題の影響は国境をこえて広がる。

地球温暖化と気候変動の二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの大気中の濃度が高くなったことで、地球の平均気温が上昇する地球温暖化が進行し、干ばつや洪水などの自然災害、海面上昇による島国水没の危機、北極圏や南極大陸の氷がとける

環境問題解決策

環境問題を解決するには、根本的には、経済中心の世の中を見直すことだ。

もっと生活の質を重視して、物質文明にとらわれない考え方を広める必要がある。使い捨てをして、次々と新しいものを買うのが豊かさだという錯覚を正す必要がある。資源を無駄使いするのではなく、リサイクルなどによって、資源を大事にする制度を整えてこそ、豊かな社会なのだ。

また、自然を人間のために使ってよいとする考え方も改めるべきだろう。人々は人間が自然に囲まれていることを忘れ、自然を人間のために利用しようとしたために破壊がもたらされた。それを改めてこそ、自然と人間の共生が可能になる。

環境問題知っておきたいキーワード

  • 環境破壊…酸性雨、オゾン層破壊、地球温暖化、産業廃棄物、砂漠化、土壌流失、熱帯林の消失、海洋汚染。野生生物種の絶滅などが現在、問題にされている破壊だ。
  • 科学技術…科学は人間と自然を分けて考え、自然を人間が利用するものとして捉える。そうした考え方が破壊をもたらした一因だと言われている。
  • リサイクル…資源を大事にするために、新しいものを作るのではなくリサイクルをすることが必要だが、リサイクルのほうが経費がかかるために、うまくいかずにいる。
  • 経済中心の考え…経済を豊かにしようとして、自然よりも開発を重視して、どんどんと自然が破壊されている。
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