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【大学入試小論文】社会保障に関する解答例

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大学入試小論文「社会保障に関する解答例」についてです。少子高齢化社会において、社会保障の今後については、日本における課題の1つであり、小論文の課題テーマとしてよく出題されます。それでは、大学入試小論文「社会保障に関する解答例」です。

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社会保障に関する解答例

資料1からは、2010年を境に、人口が減少していくことが読み取れる。2060年までの約4000万人の減少の中で、15~64歳、14歳以下の人口は約半分になっているにも関わらず、65歳以上の人口はほぼ変わっていない。そして高齢者が人口全体に占める割合が高くなっている。これらは少子高齢化が急速に進んでいることを物語っている。
資料2からは、社会保障給付費が1965年から増え続け、2010年には1000兆円を超えていることが分かる。「医療」の割合が大きかったのに対し、近年では「年金」が最も多い割合を占めている。また、「福祉」も大きく増えた。これは高齢化によって、高齢者をサポートせざるを得ない状況に置かれているからだと考えられる。
これらの現象から生じる問題点は、このままだと日本財政は破綻する可能性がある点にあると考える。少子高齢化が歯止めを効かずに進み、社会保険給付費の多くを受給している高齢者が増え、ますます費用を負担する側の労働の現役世代を必要とするが、その数が全然足りていないからだ。

社会保障に関する総評

読み取りはその通りであり、文章の構成もシンプルな形で読みやすく上出来です。問題点を挙げるだけでなく、理由も示しているのもよい。読み取り問題では、失点しないことが大事なのでこの程度記述できておけば大丈夫。

ただし、案外多いのが、読み取れることを書きすぎる点です。今回のように、400字程度と字数が少ない場合は、なお気をつけましょう。 今回は、ギリギリセーフですが、「また」「そして」などを多用し、読み取れることを増やしすぎないように気をつけましょう。 最も顕著なもの、資料を通して作成者が最も伝えったかことを読み取り記述することが大事です。

社会保障に関する添削

△このままだと→現状が続けば
△全然足りていない→「全く足りていない」でもいい。

社会保障に関するの新たな視点

第一段落、第二段落をもう少しコンパクトにまとめ、第三段階を増やし、問題点に対する解決策の例を1つ簡単に挙げてもよい。(問題は、解決策までは求めていないですが、いい案があればやんわりと)

「こういう点が問題です。~だからだ。その問題に対しては、こういう対策をとるというのも1つだと考える。」

などの流れですね。

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