【高校政治経済】企業の種類の要点ポイントでし。
企業の種類
私企業は、民間からの出資による企業。大きく分けて個人企業と法人企業に分けられる。法人企業は、組合企業と会社企業からなる。
■ 会社企業の種類
株式会社 | 有限責任の株主(1人以上)によって設立。 主に株式によって資本調達。 |
合資会社 | 無限責任社員と有限責任社員(各1人以上)によって設立。 |
合名会社 | 無限責任社員(1人以上)によって設立。 |
合同会社 | 2006年、会社法の改正によって廃止された有限会社に代 わって新設。有限責任社員(1人以上)によって設立。 |
- 社員…株式会社、合資会社、合名会社、合同会社における出資者のこと。
- 有限責任社員…会社の負債に対して、出資額以上の弁済の義務はない。
- 無限責任社員…会社の負債に対して、無限の責任を負う。
公企業と公私合同企業
- 公企業…国や地方公共団体が出資して設立した企業のこと。国営企業、公社、公庫、独立行政法人、地方公営企業など。
- 公私合同企業…国や地方公共団体と民間の共同出資で設立した企業のこと。第三セクターともいう。
大企業と中小企業
企業は資本金や従業員数によって大企業と中小企業に分類される。中小企業は,企業数では全体のほとんどを, 出荷額では全体の約半分をしめる。大企業に負けない高い技術力を持つ中小企業も多い。中小企業の技術が日本のものづくりを支えてきた。
- ベンチャー企業…情報通信分野で独自の技術を基に新事業を起こす中小企業が増えている。
- グローバル化…海外に進出する中小企業も現れている。
資本主義経済と企業
資本主義経済の仕組みの現代の社会では、企業が生産をになう役割を果たしている。
- 資本…利潤を生み出す生産活動の元手となる資金。
- 資本主義経済…企業が土地、設備、労働力という生産要素を元に、利潤を目的として生産活動を行う経済。
- 技術革新…企業の活動によって画期的な技術を生み出すこと。費用を下げるなど企業に利潤をもたらし、経済を大きく成長させる。
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