【高校地理】入試やテストに出る「鉱産資源」ランキング

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【高校地理】入試やテストに出る「鉱産資源」ランキングについてまとめています。

鉱産資源の産出ランキング

資源名 1位 2位 3位 4位 5位
鉄鉱石 中国 オーストラリア ブラジル インド ロシア
銅鉱 チリ 中国 ペルー アメリカ オーストラリア
金鉱 中国 オーストラリア アメリカ ロシア 南アフリカ
銀鉱 メキシコ 中国 ペルー オーストラリア ロシア
ボーキサイト オーストラリア 中国 インドネシア ギニア ジャマイカ
スズ鉱 中国 インドネシア ペルー ボリビア ブラジル
ニッケル鉱 インドネシア フィリピン カナダ ニューカレドニア キューバ
ダイヤモンド鉱 ロシア ボツワナ コンゴ民主共和国 カナダ アンゴラ
リン鉱 中国 モロッコ アメリカ ロシア ブラジル
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鉄鉱石

鉄鉱石の埋蔵は主に安定陸塊に集中している。スウェーデン北部やオーストラリア北西部など。生産上位国は中国、オーストラリア、ブラジルであるが、中国は世界最大の輸入国でもある。主な輸出国はオーストラリア、ブラジル。

銅鉱

世界最大の産出国はチリ。北部の乾燥地域に巨大な鉱山がある。電線の材料として重要な資源である。銅山からは鉱毒がもれ出すため、多雨地域での採掘は困難。乾燥地域で露天掘りが行われている。

金鉱

上位産出国であるオーストラリアやアメリカ合衆国、南アフリカ共和国では、旧イギリス領でヨーロッパ系白人の支配により、先住民や有色人種が迫害されたという歴史が共通している。

アメリカ合衆国で西部が開拓された背景 の一つに、当時カリフォルニア州などで発見された金鉱の存在がある。先住民アメリカインディアンが土地を奪われ、現在でも 保留地に封じ込められる者が多い。

銀鉱

主な産出国は、メキシコやペルー。それぞれアステカ文明、インカ文明が栄えた国であるが、銀を中心とした貴金属を求めるスペインによって侵略された。銀には抗菌作用があり、食器の材料として重用された。

ボーキサイト

酸化物を含む鉱産資源であり、熱帯の酸性土壌であるラトソルの分布地域と産出地域が一致する傾向がある。オーストラリア北部やギニア、ジャマイカなど。酸化アルミニウム (アルミナ)を含む物質で、これを製錬することによってアルミニウ ムが得られる。

ニッケル鉱

カナダの他、オーストラリア東方のニューカレドニア島(フランスの海外県)で産出される。レアメタルの一種で合金(ニクロム線)となる。

ダイヤモンド鉱

国別ではロシアだが、大陸別ではアフリカ大陸での産出が多い。アフリカ大陸中央部のコンゴ民主共和国は旧ベルギー領であり、今も鉱山は主にベルギーによって支配 されている。ベルギーはダイヤモンドの加工品の生産と取引において世界的な中心地である。

各国の鉱山資源状況

  • 中国…鉱産資源が豊富。近年、急速に工業が発達しているが、環境問題が深刻。中国は鉱産資源にめぐまれた国で、石油・石炭・鉄鉱石の生産量は世界有数である。
  • アメリカ…鉱業は、石炭。石油・ウランといった鉱産資源に恵まれる。
  • ブラジル…鉄鉱石・ボーキサイトなど鉱産資源が豊富。鉄鉱石の生産は世界有数。
  • オーストラリア…鉱床が地表の近くにあるため露天掘り。
  • チリ…南北に細長い国。銅の生産量が世界一。
  • ペルー…かつて栄えたインカ帝国の遺跡が多く残る。金の生産量は世界一。2008年の調査では、漁業の生産量世界第2位。
  • ベネズエラ…南アメリカ最大の産油国。輸出の上位は石油・石油製品がしめている。
    鉱産資源に頼る国が多い(モノカルチャー経済)

エネルギー資源と変遷

1次エネルギー(水力, 石炭, 石油など)と2次エネルギー(電力など)に分類。産業革命以後、石炭が中心。→エネルギー革命(日本は1960年代)により石油が中心となる。

  • 石油…産出地に大きなかたよりがみられる。石油の産出地はペルシア湾を中心とする西アジアで、この地域の産出量は世界の約3割、埋蔵量は約2分の1をしめている。

石油の分布と資源ナショナリズム

  • 石油の分布…西アジアのペルシア湾岸。産油国は, サウジアラビア・アメリカ・イラン・中国など。
  • サウジアラビア…原油の埋蔵量・輸出量ともに世界有数で、石油輸出国機構(APEC)の中心国にもなっており、原油や石油製品の輸出で経済を支えています。一方で、工業化はあまり進んでいません。

石油生産の変遷

かつてメジャー(国際石油資本)が生産し販売。→産油国に資源ナショナリズムの動き。1960年、石油輸出国機構 (OPEC)が結成。→1970年代, 石油危機(オイルショック)。→1980年代, 先進国は石油を備蓄。非OPEC加盟国の産油量が増加。

鉱産資源の生産と消費

  • 石炭…炭田は北半球の中緯度地方(古期造山帯の地域)に分布。産出国は、中国・アメリカ・インド・南アフリカ共和国など。
  • 鉄鉱石…安定陸塊の地域。中国・ブラジル・オーストラリアなど。(確認【高校地理】安定陸塊に含まれる地形
  • その他…銅鉱・ボーキサイト(アルミニウムの原料)・鉛・亜鉛。こッケル・クロムなどレアメタルは, 先端産業に利用される。

電力の供給

火力発電(ドイツ・イギリス・南アフリカなど), 水力発電(カナダ・ブラジル・スウェーデン), 原子力発電(フランス)。

課題と今後

これからも安定して生活できる社会を維持すること、つまり持続可能な社会を実現するためには,「エネルギーと資源が自給自足される社会」を目指すことが重要な点となる。現在のペースで化石燃料などのエネルギー資源を消費していくと、まもなく石油は枯渇し、石炭や天然ガスもやがてなくなってしまう。できるだけ自然の力を利用した、クリーンで再生可能なエネルギー電源を利用することが大切である。再生可能エネルギーを 使用することは、環境に有害な物質をなるべく出さないことにも役立つ。

鉄鉱石の分類と鉱山

赤鉄鉱

鉄分を50%以上含み、精錬が容易。大規模な鉱床が多い。

  • 主な鉱山まとめ…メサビ、クリヴォイログ、イタビラ、ターイエ、ビルバオなど

磁鉄鉱

鉄分を50%以上含む良質の鉱石。強い磁力を帯びる。

  • 主な鉱山まとめ…キルナ、イェリヴァレ、マグニトゴルスクなど

褐鉄鉱

鉄分20~50%で、水分や隣分を含む低品位鉱。

  • 主な鉱山まとめ…ロレーヌ、ケルチなど

クロム

非鉄金属に該当するもののなかで、 最近、先端技術の進歩にともなって重要性が認められ、需要が高まってひときわ注目をあびている希少金属類(レアメタル)がある。代表例として、クロム、ニッケルがある。

タングステン

灰白色の光沢のある融点の高い非鉄金属であり、鉄との合金によって耐熱金属や電球のフィラメントなどに利用される金属。

ニッケル

ニッケルの産出はロシアが世界第1位でカナダが第2位である。メラネシアのフランス領ニューカレドニア島も産出量が多いことで有名である。しかし、埋蔵量ではオーストラリアやキューバなども多い。

鉄鉱石

ブラジルには世界的に知られた鉱物があるが、世界第1位の生産高(2005年)のある鉱産物は鉄鉱石である。

木炭

スウェーデンは、鉄鉱石開発の初期には、世界の鉄の3分の1を産したが、製鉄の際の燃料が木炭からコークスに取って代わられる中でその地位を失った。

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