大学入試・小論文出題テーマ・ネタまとめ|ここが狙われる!ポイントについてまとめています。
大学入試小論文出題テーマ
全体主義、人工知能、バイオテクノロジー、核問題など時事的テーマにとくに注目です。また新聞の社説やコラム記事からの主題も多いので注意が必要です。
小論文の出題内容
およそ次の4つに分類される。
- 学科・専攻分野に関するもの
- 青年期の生き方に関するもの
- 現代社会・文明に関するもの
- 教科内容に関するもの
1は、学科・専攻分野の関連事項について出題し、その専攻の研究能力や適性の有無を見る。2は、青年期における人生観・世界観について問う。3は、は現代社会・文明が直面する諸問題について 批判力、問題意識、感性を見る。4は、いわゆる 学力試験に代わるものである。3の出題にあたっては、特に新聞の記事や社説、コラムなどが、テーマの新鮮さや文章の論理性などから題材として使われることが多い。
時事的テーマ
これらの項目について書く練習をしておくとよい。
- 憲法
- 安全保障法制
- 国際テロの難民問題
- ヘイトスピーチ
- 18歳選挙権
- 少子高齢化
- 非正規雇用
- 格差社会
- 消費税率引き上げ
- グローバル化
- 震災
- 児童虐待・幼児虐待
- 生物多様性
- ロボット開発
- 地球温暖化
- 感染症
- 人工知能 (AI)
- 食料自給率
- 再生可能エネルギー
消費税率10%への引き上げ、イギリスのEU離脱、東京オリンピック、人工知能、新元素「ニホニウム」、ノーベル賞受賞、給付型奨学金、ドローン、仮想通貨などの出題が予想されます。特に、夏休みとその前 (5~7月)の新聞記事やニュースなどが出題さ れることが多いので要注意です。
重要キーワード
- 人工知能(AI)…2045年には人工知能の知的能力が人間を超える技術的特異点(シンギュラリティー)を迎えるとされています。
- IoT…モノインターネットで、あらゆるものがインターネットにつながるということ。
エビデンス…ある治療法がある病気・怪我・症状に対して、効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果。現在では、経済学でも因果関係を示す数値として重要視。 - QOL(Quality of Life)…患者が医療処置を受けた後に送る生活の質のこと。特に人間らしい充実した生活のレベルという面での患者の幸福感や満足度のこと
- チーム医療…医療環境のモデルのひとつで、医療従事者が互いに対等に連携して治療やケアに当たることで患者中心の医療を実現しようという考え方。
- クラウドソーシング…不特定多数の人の寄与を募り、必要とするサービス、アイデア、またはコンテンツを取得するプロセスです。
- テレワーク…テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。
- ブロックチェーン…「ブロックチェーン」は、インターネット上でやり取りされる仮想通貨「ビットコイン」の根幹をなす技術です。
- フィンテック…「finance(ファイナンス)」と「technology(テクノロジー)」を掛け合わせた造語であり、ファイナンス・テクノロジーの略。フィンテックとして一番有名なのがモバイル決済です。
- 全体主義…全体主義とは、個人の権利や利益、社会集団の自律性や自由な活動を認めず、すべてのものを国家の統制下に置こうとする主義
- ダイバーシティ…「ダイバーシティ」とは日本語に翻訳すると「多様性」。たくさんのありさま。地球環境で言えば、生物の多様性であり、植物多様性である。様々な「種」の生き物が共存している事をさす。
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