【高校倫理】荘子の思想

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【高校倫理】荘子の思想についてまとめています。

荘子の思想

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万物斉同

荘子(前4世紀頃)は、老子の「道」の思想をさらに深め万物斉同 の考え方を説いた。人間はふつう、是非・善悪 真偽・美醜・生死などの差別や対立にこだわり、自己の利害や名声などに執着して争いや苦しみを生み出している。しかし、そのような差別や対立は、限りある人知の分別による相対的なものに過ぎない。「道」と一体となったありのままの実在の世界は、万物が平等で済しい価値を持つ(万物斉同)、絶対無差別の世界である。

遺遙遊・真人

荘子は、あらゆるとらわれから自由となり、ありのままの自然と一体となって悠々と遊ぶ逍遙遊の境地を理想とし、この境地に達した人を
真人とよんだ。

心斎坐忘

心斎坐忘は、真人に至るための修養法である。心のこだわりを捨てて虚しくし(心斎)、すべてを忘れ去って万物と一体となる(坐忘)ことを意味する。

胡蝶の夢

荘子はあるとき夢で蝶となり、ひらひらと飛んで楽しんでいたが、ふと目が覚めると自分は人間であった。荘子は、人間である自分が夢で蝶になったのか、 蝶が夢で人間になったのか、分からなくなってしまったという。この寓話は、人間と蝶、夢と現実などという常識的な分別から自由となって遊ぶ逍遙遊の境地と、差別対立を超えた万物斉同の世界を象徴している。

道教

「道」を宇宙の根源と考える老子と荘子の思想は、合わせて老荘思想と呼ばれ、道家の主流をなす。のちに老荘思想は民間信仰と融合して民衆の間に浸透し、不老長寿などを願う民族宗教の教が成立した(その教えは道家とは別物である)。

その他の教え

  1. 【高校倫理】適応行動
  2. 【高校倫理】西洋哲学の人間観
  3. 【高校倫理】パーソナリティ
  4. 【高校倫理】青年期と何か・青年期の特質
  5. 【高校倫理】青年期の課題
  6. 【高校倫理】現代における青年期のあり方
  7. 【高校倫理】ポリスと市民
  8. 【高校倫理】自然哲学とソフィスト
  9. 【高校倫理】ソクラテスの思想
  10. 【高校倫理】プラトンの思想
  11. 【高校倫理】アリストテレスの思想
  12. 【高校倫理】ヘレニズムの思想
  13. 【高校倫理】ユダヤ教の教え
  14. 【高校倫理】キリスト教の教え
  15. 【高校倫理】イスラーム教の教え
  16. 【高校倫理】バラモン教の教え
  17. 【高校倫理】孔子の教え
  18. 【高校倫理】仏陀の教え
  19. 【高校倫理】孟子の思想
  20. 【高校倫理】荀子の思想
  21. 【高校倫理】儒学|朱子学と陽明学
  22. 【高校倫理】老子の思想

以上が、【高校倫理】荘子の思想となります。

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