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【大学入試小論文】日本経済の問題点と解決策

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大学入試・小論文出題ネタ|日本経済問題のポイントについてまとめています。

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日本経済問題のポイント

経済、商、経営、法などの社会系の学部で、日本経済の現状についての知識 問われることがある。経済状況を知らないと、問題の意味を理解できずに、論が底の浅いものになる。

貿易摩擦の背景

現在の日本がかかえている最大の経済問題は、貿易摩擦だ。円高、米の輸入問題など、米との経済問題のほとんどは、貿易摩擦に起因している。 日本が先進国になったのは、ガット体制、つまり自由貿易を目的として1948年に設立された関税貿易一般協定機関のおかげだった。このために、日本は 貿易に力を入れて、車や家電、ハイテク製品を中心に輸出を伸ばして、先進国になった。だが、輸入に関してはむしろ保 護貿易の立場に近かった。米などの農産物に特にその傾向が強かった。それ以外の製品に関しても、日本には役所の規制が多く、農産物にも、使用する農薬の種類など、厳しい決まりがある。そのために、外国からの輸入を難しくしている。そのような事情で、諸外国、特に欧米が、日本にもっと市場を開放し、外国品や外国企業を日本に入れるように求めてきた。これから、いっそうの市場の開放が求められている。

日本の貿易

加工貿易に依存していたが、現在は製品輸入が増加。

  • 貿易相手国…輸出入ともに中国が1位。ついでにアメリカ合衆国。
  • 主な貿易港…成田国際空港、東京港、名古屋港、横浜港など。
  • 問題点…貿易摩擦、工場の海外移転による産業の空洞化。

産業の空洞化

日本経済の抱えるもう一つの大問題、 それは産業の空洞化だ。先進国では、土地も交通費も人件費も高くつくので、発展途上国や中進国に工場を移転して安い労働力で製品を作るようになってきている。ベトナムやインドネシア、中国などに次々と日系企業の工場ができている。そして、現地の労働者を使って製品を作っている。そのために、日本からどんどんと工場が海外に進出している。そうした問題は、製品が安くなって、日本の消費者に利益をもたらし、途上国に労働力を作りだすという面でプラスになるが、このままでは、日本の工業が競争力を失い、技術力を失う恐れが出てきている。日本はベトナムやインドネシアとの工業競争に敗北することになるかもしれない。しかも、工場が国内になくな るので、日本の労働者は仕事を見つけることができなくなる恐れがある。

解決策

そうした問題をこれから日本は解決しなければならない。そのためには、これから、高度なハイテク技術を開発して、工業国をリードする必要がある。

海外での環境破壊

日本の消費者が世界から製品を輸入して、世界の環境を破壊している。たとえば、日人の紙の消費のために、あちこちで森林が切り倒されている。

米の輸入自由化

米は日本人にとって特別な食べ物だという理由で、海外の安い米を原則として輸入していない。だが、外国からの圧力で、輸入自由化が行われる恐れがある。

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