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【高校地理】日本の工業地帯・工業地域の特徴まとめ

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【高校地理】日本の工業まとめです。

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日本の工業の発達

日本の工業地域分布図
明治5年(1872年)に官営富岡製糸工場が設立。明治27~28年の日清戦争前後に繊維工業などの軽工業が発達した。

1901年に官営八幡製鉄所が操業を開始。第一次世界大戦後、綿工業が飛躍的に発展し、同時に、四大工業地帯が形成された。戦後、朝鮮特需(1950~1953)を契機に、機械工業・化学工業の回復が急速に進んだ。

  • 太平洋ベルト…太平洋沿岸に工業地帯・地域が集中。
  • 四大工業地帯…京浜・中京・阪神・北九州工業地帯。
  • 内陸部…内陸部に工業団地。機械工業を中心に発達。
  • 日本の工業の変化…かつては、加工貿易に依存。多くの企業が海外に進出し多国籍企業として生産を行う。

日本の工業の歩み

  • 1955年以降の高度経済成長の際に、鉄鋼・造船・石油化学などの重化学工業が急速に発展を遂げた。
  • 1973年と79年の2度にわたる石油危機を機に、エネルギーを多く消費する工業から自動車・電気機械などの加工組立型工業へ移行した。
  • 1980年代からは、半導体などを中心とするエレクトロニクス産業が急速に発展した。

日本の工業地域

日本の工業は京浜・中京・阪神・北九州の四大工業地帯を中心に発達した。重化学工業は原材料を海外に依存するため、臨海部に工業地域が
発達し、太平洋ベルトが形成された。

工業地域の拡大

自動車や電気機械などの加工組立型工業の発展に伴い、臨海部から高速道路や空港に沿った内陸部へと工業地域が拡大した。IC関連工場が 空港周辺に集積している九州地方はシリコンアイランド、高速道路周辺に集積 している東北地方はシリコンロードとよばれている。

  • テクノポリス(高度技術集積都市)…産(先端技術産業)・学(研究機関)・住(人口4~5万人の都市)の調和をもとに、コンピュータなどの先端技術の進歩を地方都市へ拡大する計画。函館・仙台北部・宇都宮・浜松・広島中央・熊本など、26都市が指定された。

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