【高校地理】世界の工業地帯・特色まとめ

【高校地理】世界の工業地帯まとめです。

スポンサーリンク

世界の三大工業地帯

世界の工業生産の拠点は、①西ヨーロッパ、②NAFTA諸国(アメリカ・カナダ・メキシコ)、③東アジア(日本・中国・韓国)・東南アジアの3つの地域から成り立つ(三極構造)。

スポンサーリンク

工業の特色

繊維工業

糸を紡ぐ紡績糸を織って布を作る織物、布から衣服を作る製パレル)の3部門がある。原料には綿花・羊毛・生糸・麻などの天然繊維とポリエステル・ナイロンなどの化学繊維(合成繊維)がある。

  • 天然繊維の生産は発展途上国が中心。化学繊維の生産は先進国が多いが、近年は中国の生産量が急増。綿織物の生産は中国・インド・パキスタンの割合が高く、生産を伸ばしている。
  • 縫製はアジアの発展途上国が安価な量産品を生産。中国の生産量が急増。
  • ファッション性が求められる高級品の生産は、イタリアなど先進国が多い。

金属工業

鉄鋼業は石炭を利用するため,かつては炭田地域に立地した。イギリスのミッドランド・ドイツのルールがその例。しかし、第二次世界大戦後、鉄鋼一貫製鉄が行われるようになると、ダンケルク(フランス)・タラン ト(イタリア)・ゲーリー(アメリカ合衆国)・ト ロント(カナダ)・東京湾岸のような臨海部での立地に変化した。

  • 鉄鋼の生産は、1980年代以前は旧ソ連・アメリカ合衆国、1980年代からは日本が世界一。
  • 1990年代後半からは中国の生産量が急増した。
  • アルミニウムはボーキサイトを原料に生産されるアルミナを電気分解して生産。大量の電気を要するため、安価な電力が得られる地域で生産 される。

機械工業

機械工業は、輸送機械(自動車)・電気機械・エレクトロニクス(電子)・精密機械を含む工業。加工組立型工業であるため、多くの関連産業が主たる工場の周辺に発達。組立ラインによる大量生産方式が確立。

  • 機械工業は、労働集約型工業であるので、知識集約型工業以外は賃金の安価な中国や東南アジアなどの発展途上国の割合が増加。

自動車工業

日本(豊田・浜松・広島・水島など)・アメリカ(デトロイト)・ドイツ(シュツットガルトなど)・韓国(ウルサン)で発達。1970年代以降は外国 に生産拠点を展開。1990年代以降は 東南アジア・インド・中国・東ヨーロ ッパへ進出。近年は中国の生産量が急増。日本は円高のため国内生産が減少。

エレクトロニクス(電子)工業

コンピュータ・半導体・集積回路(IC) などの電子機器の製造を行うのがエレクトロニクス(電子)工業。アメリカ西部(サンノゼ)のシリコンヴァレーやインドのバンガロールなど。

その他の工業

  • 化学工業は各種の原料を化学的に処理して製品を製造する工業。たとえば、化学肥料・合成繊維・プラスチックなどを製造する石油化学工業がある。日本では太平洋ベルト,オランダではアムステルダム、フランスではマルセイユなどの臨海部に石油化学コンビナートが集積している。
  • 出版・印刷工業は情報の得やすい大都市に立地。東京・パリ・ニューヨーク・ロンドンなどで発達。
地理
スポンサーリンク
高校生学習勉強サイトGAKUMO

コメント